TACIT KNOWLEDGE SUCCESSION
その経験を、
次の世代が使える原稿へ。
仕事、研究、地域活動の現場で身につけた判断や工夫を、 AIとの対話を聞き手にして言葉にする。本人の確認を重ね、一冊の原稿として未来へ渡すプロジェクトです。
退職は、知識の終わりではありません
肩書きを離れたあとにも、現場でしか得られなかった知恵は残っています。 それを思い出話で終わらせず、後から学べる原稿にすることが、このプロジェクトの目的です。
職務経歴書や手順書に残るのは、仕事の一部です。難しい局面で何を見ていたか、 なぜ定石を外れたか、失敗からどう立て直したか。そうした経験には、次の世代が判断するときの手がかりがあります。 団塊の世代をはじめとする退職者の方、研究者、技術者、専門職、地域の担い手まで、分野を問わず参加できます。
残したいのは、結論だけではありません
「何をしたか」に加えて、
「なぜ、そこでそう判断したか」を残す。
- 判断の場面迷いが生じた状況と、見落とさなかった兆し
- 失敗と修復うまくいかなかった理由と、立て直した手順
- 例外への対処手順書どおりに進められなかったときの考え方
- 人と土地の文脈関係者との信頼や、その地域・時代ならではの条件
- 変わった考え若い頃の常識を、経験によって改めた過程
AIを聞き手にして、原稿をつくる
特別な機材は要りません。使い慣れた対話型AIに、下の依頼文を渡して始められます。 AIは答えを知る専門家ではなく、記憶をたどるための聞き手として使います。
一つの場面を思い出す
職業人生全体ではなく、転機、難題、失敗など、具体的な一場面から始めます。
一度に一問ずつ聞いてもらう
当時の状況、制約、選択肢、感情を、急がず質問してもらいます。
判断の根拠を掘り下げる
結論だけでなく、何を観察し、誰に相談し、どこで考えを変えたかを言葉にします。
違うところを自分で直す
AIが整えた表現に違和感があれば、削除し、言い直します。最終的な語り手はご本人です。
章立てと原稿にまとめる
複数の場面を並べ、読者に渡したい問いや教訓が伝わる順序へ整えます。
最初にAIへ渡す依頼文
次の文章をコピーして、ChatGPTなどの対話型AIへ貼り付けてください。
聞き取りを始めるための依頼文
私は、これまでの仕事や研究、地域活動で身につけた経験を、次の世代へ残す原稿にまとめたいと考えています。
あなたは聞き手として、一度に一つずつ質問してください。
成功談だけでなく、迷った場面、失敗、例外への対処、当時の制約も尋ねてください。
私の説明を決めつけず、分からない点は質問として残してください。
私が違うと伝えた部分は修正し、最後に章立て案と原稿案を作ってください。
大切な注意:第三者の個人情報、守秘義務のある情報、公開してはいけない社内情報は入力しないでください。 実名や固有名詞を出す必要がある場合は、公開の許可と事実関係を必ず確認してください。
AIの文章を、そのまま真実にはしません
AIが作るのは草案です。経験を持つ本人と、必要に応じて関係者が確認した内容だけを原稿として扱います。
- 本人が訂正できる
事実、表現、順序に違和感があれば、何度でも直します。 - 根拠を残す
資料、日付、写真、記録、確認した人を、可能な範囲で原稿と結びつけます。 - 分からないことを残す
推測で埋めず、「未確認」「記憶が曖昧」と明示します。 - こぼれたニュアンスを書く
文章化によって失われた例外、地域性、言葉の温度も編集メモに残します。
ご家族や元同僚が、聞き手になることもできます
ご本人がパソコン操作に慣れていない場合は、ご家族や元同僚が隣で質問を読み、答えを記録して構いません。 音声で話した内容を文字に起こし、ご本人に読み返してもらう方法もあります。完成していないメモや聞き書きの段階でも、出版相談を受け付けます。
原稿ができたら、エミリタス出版へ。
Markdownまたはテキスト形式の原稿を受付フォームからお送りください。 備考欄に「暗黙知継承プロジェクト希望」とご記入いただければ、内容を確認し、出版や編集の進め方をご連絡します。 WordやPDF、聞き書きメモの段階は、概要をテキストファイルにして添付し、備考欄でご相談ください。
原稿の送付だけで刊行が決まるものではありません。編集範囲、制作費、権利関係、刊行時期は、企画ごとに確認して合意します。